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『ちょっと』をわかりやすく伝える

《ちょっと》という、ついついよく使ってしまいがちな曖昧な表現を、

相手にわかりやすく具体的に伝えていくことをテーマにしています

 

 

《ちょっと》を他の伝え方に換えることで、
わかりやすくするということを前回お話しました
補足ですが、私の言いたいこととしては、抽象的表現(ちょっと)が
キャッチしづらい時には、なるべく具体的に伝えるとよい、ということです
さて
前回の投稿の中で、🔹可視化すると書いてあるので
「タイマーって、音が鳴るじゃないか⁉️」と
ツッコみたくなった方もいらしたかもしれません
そうそう
たしかに《音》が鳴ることが、《ちょっと》が終わる合図になります
最初はそうですけれど、だんだんお子さまも「まだかなあ?」とタイマーを見て、
数字がわからなかったとしても、動く様を見ることもあります
カウントダウンしていく様こそが、可視化…ということになります
量で示しているからです
さぁ
これらをヒントに、同じような原理で時間を可視化できるもの、他には何があるでしょうか?

 

 

 

前回までは、タイマーなどを使うことをお伝えしました

 

 

類似する物、何か思いつかれましたか?

 

 

私からはもうひとつ

例えば、砂時計⏳もあります!

 

 

残り時間はもちろん、残っている砂の量で把握できる

…つまり、《量として可視化》できるからです

 

 

あとは、こういったタイプの時計もあります

※イメージ画像、お借りしました

 

 

以前、とある保育園に伺った時に

こういったタイプの掛け時計も見た事があります

 

保育の現場でも使われているのですね

 

 

次の活動までの準備時間を示したり(着替えて支度をする、等)

する場面で有効に機能していました

 

 

このタイプの時計を使うメリットは他にもあり、

「早く!早く‼️」などの声がけも減らせるので、

大人ももちろん負担が減りますし、

 

何よりもお子さま自身が

 

・自分でタイマーを見る(時間を意識する)

・大人の指示が減るので主体的に行動しようとする

 

という効果がありました

 

 

今日から使える《ちょっと》の伝え方のヒントになれば嬉しいです^ ^