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注目引き行動と聞いてイメージがつきますか?

先日、《行動》には4つの機能があるというお話をしました

 

・注目引き

・物/活動の要求

・回避/逃避

・自己刺激(感覚刺激)

 

 

この4つです

生きている人にしかできない《行動》には、

必ず理由があります👆

 

今回は《注目引き》についてお話します

 

 

 

注目引きとは、いわゆる【かまってほしい】時にとる行動です

 

 

 

例えば、最近見た事例にて

 

商業施設内の広場の長椅子に座っている

お母さんと、5歳くらいの女の子がいました

 

お母さんは誰かと連絡を取っているようで、

ずっとスマホに夢中です

 

 

1️⃣女の子は椅子の上に土足で上がり、

歩き始めました

 

チラチラとお母さんの方を見ています

 

→ しかし、お母さんはスマホの画面に集中して、気づきませんでした

 

(女の子の注目引きは、失敗です💔)

 

 

 

2️⃣女の子は椅子から音を立てて飛び降りて、

お母さんを振り返ります

 

⇨お母さんは、女の子を見て(←注目引き作戦、成功しちゃいましたウインク)、

「これ今返事しなきゃいけないから、待ってて」と言いました

 

 

 

ここまでの2パターンの場面

 

 

この女の子、大きな声を出したりはしないで、

頑張っているなぁと思いながら私は見ていました

 

 

大好きなママに気づいて欲しくて、

・土足で椅子の上を歩く

・わざと音を立てる

 

ことで、注意引きをしていたこの女の子

 

実はお母さんのスマホで

ポケモンのゲームをやりたくて、

まずは《やりたいことがある》ことを

お母さんに気づいてほしかったようです

 

※結果的に、この後15分くらい待った挙げ句

お母さんに「家でね」と言われてしまい、

ふてくされていましたが…💦

 

 

少し話がそれかけましたが、

《注目を引く》行動、

少しイメージできそうですか?

 

 

また他の場面を用いてお話していきますね^ ^