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要約すること、伝える力〜生きていくためにつけたい力〜

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教育・福祉の現場で15年、

たくさんのお子さんと関わってきた講師ならではの

視点で、子どもにとって必要な<生きていく力>について、

今回もお話しさせていただきますので

、よろしかったらお付き合いください

 

突然ですが、皆さんは、物事の要点を要領よく話すことは得意ですか?

 

これは、小学校に入ってからお子さんがよく直面することのひとつです

 

国語のテスト問題にも、《要約》があります

 

例えばですが、、、

『うさぎとかめ』はどんなお話ですか?

と聞かれたら、なんと答えますか?

 

文字数制限があったとしたら、

どのくらいの文章量で答えればいいのか見当がつく人、

逆に文字数にとらわれて全くお手上げの人、見本が欲しい人、、、

いろいろだと思います

 

子どもとのあるあるの会話ですが、、

『ねえ、◯◯の映画見た?』

『まだ見てないよ!面白かった?、、どんな話?』

 

この続き、結構ありがちなのが、、、

 

『まず、◾️っていうところに⚫︎と✖️っていう人が出てきてね、、、それでね、、、』

(聞き手の心の声  『えーと、、冒頭から話すのかい?こりゃ長そうだし要領を得ないなあ。』)

 

話の中の何が大事なのか、最も伝えたいことはなんなのか?

それを明確に伝える力は、明確に差がついてきます

話が長いと、途中から相手は話が頭に入りにくくなりますよね

途中で他のことを考えてしまったりして

そうすると、話が噛み合わない

 

非常にもったいないことです🧐

 

小学校などでの文章読解では

『⚫︎⚫︎したのは誰ですか?』

『うさぎさんが見つけたのは何と何ですか?』

など、具体的な問いを投げかけてくれるケースもありますが、

こういった<穴埋め式問題>でも難しいお子さんも散見されます

 

⚫︎最初から問題文を読むというのがめんどくさい

⚫︎問われていることが、文章中のどこなのか探すのが億劫

 

などが理由で、考えることを放棄してしまう・・・

<ワカラナイ>となってしまう・・・

 

単純に文章を読み慣れていない(あまり本を読まない)などの要因もありますが、

繰り返し似たような課題に取り組むことで、

<慣れ>たり<学習>ができることも多くあります

 

一方で、<要約>についてはどうでしょうか?

 

最近では学校の授業でも自分の意見を発表する場面が増えました

『楽しかったです』

『いいと思いました』などの短文すぎる答えは例外として、

自分の言葉で説明する力はつけておいて損はありません

 

例えば、状況説明を求められた場合

(具体的には、担任の先生が不在の場面で起きた怪我を説明するなどの時)

まず、誰がどうしてどうなったのか、というフレームで話せたらスムーズですよね

 

⚫︎『Aちゃんが机の足に引っかかって転んだ』

⚫︎『廊下が濡れていて、B君が滑ってしまった』 など

 

簡潔に、なおかつ必要な情報を人に伝える力は、

幼いうちからぜひ養っておけると良いなと感じます

 

私のレッスンの生徒さんには、

バイオリンやピアノを弾くことはもちろんですが、

ただ弾く、のではなくて

自分の言葉で思いや考えを自由に伝える練習を

レッスンを通して自然の身につけてもらっています

 

拙い表現でも良いから、まずは発信してもらい、

『それって⚫︎⚫︎ってことかな?』など必要な情報を聞き出して、

最終的に自分で伝えられるようにしています

 

それが音になって出てくるのが、本来のバイオリンであり、

ピアノであり、リトミックの表現であったり・・・・

それがハピネススマイル☺︎のレッスンスタイルです☺️

 

ぜひ、お気軽に体験をしにいらしてくださいね♪